蛾2


 蛾の話!第2弾!

第2弾です。別の虫の話を…とも思いましたが蛾への熱が冷めやりませんでした。

前置きはともかく今回も自分の推し蛾を紹介しようと思います。蛾はいいぞ。


ノンネマイマイ

 ノンネマイマイ!!!真っ白な翅に「∨」と「●」を連ねたような黒い柄がサイキョーにサイコーです!

ちなみに不思議な響きの「ノンネ」はドイツ語で「修道女」という意味を持ちます。

なんで修道女?といった感じもしますが、しとやかで落ち着いた色合いにはなんとなくわかる気もしますね。

こんなにしとやかでかわいい修道女さんが、「毒持ちの蛾」って本当にいいですね。

綺麗なバラにはトゲがある的な危うさがあって本当にいい。本当に。世界が輝いて見える。


カイコガ

 お次はカイコ!その可愛さは蛾界でも1、2を争うと言えましょう!

何と言っても魅力はその真っ白なもふもふ!瞳は黒く丸く、まるでウサギかのような〜ああ〜かわいい〜

検索すると「かわいい」「お姫様」「懐っこい」「天使」の言葉が相次ぎます。

わ か る ……


このカイコ、実は飛べません。

製糸業の活発化に伴い養蚕によって家畜化されたカイコは、長い時間をかけて飛ぶ力を失ってしまいました。

人間(怒)!!

そのあと製糸業は衰退、養蚕業もあとを追います。

これでカイコが自由になるかといえばそんなわけはなく…

飛べないがゆえにパートナーに会うこともできず、口がないので羽化して一週間で餓死します。儚い…!


カイコがより多く長く残るには養蚕が廃れないようにすることなんですが、

人間のせいでこうなったのに人間しか頼ることができないという現実!人間は業が深いですね!!


(かの有名な世界遺産「富岡製糸場」では、カイコの生態展示に加え、カイコの餌となる桑の葉を製糸場の一角に植えて桑の生態展示を行ったりしています。好きな人が増えてもっとカイコの生きる道が増えたらいいのになぁ。)




以上です。

カイコ長いですね!語りすぎましたね!クワコの話もしたかったんですがね!

長いので今回は2匹です、白い蛾で揃えました!

読んでくれてありがとうございました〜







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